政府と銀行

2001年11月8日
株買取機構という政府の方針は大変歓迎されるべきだと思います。

銀行が保有する大量の株を直接放出することによって、一層の株安が懸念されます。株価の暴落が、更なる暴落を呼び、日本経済のシステム不安が危惧されます。

そこで、政府が銀行の保有株を、一時的に買い取り、それを段階的に政府が市場へ売却していくことによって、株価の暴落が防げるのではないのでしょうか。

つまり、政府の買取機構が、日本経済の状況の回復速度に適合した株処理が望まれます。

日本経済の長期不況により、銀行の含み益は、底を打ってしまいました。隠し財産である含み益に依存した経営のやり方がきわめて投機的で、ずさんなものあります。

持ち合い株至上主義を継続し続けた銀行にも責任があるが、それを容認し、問題の先送りをしてきた政府にも、もちろん責任があると考えます。

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